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野球好きトレーナーが勝手に考察!WBC大谷翔平選手

WBC盛り上がってますね〜!

今テレビを見ていたところ”侍ジャパンの名場面”の第一位でオーストラリア戦の大谷翔平選手のホームランが選ばれていました。とんでもない飛距離が出ていましたね(笑)もはや超人です!他の選手と比べても圧倒的な距離を飛ばしている大谷翔平選手ですがどこにその秘密があるのか?小中高大野球に没頭し大学日本一、MVPになったスポーツトレーナーが勝手に解析してみました。

大谷選手の凄いところはあげればきりがありません。その中でも特筆すべきところはスイングスピードです。思い切り振ればスイングスピードが上がりますが力任せでは限界がありますしいろいろな球種に対応できません。大谷選手のスイングスピードを生み出しているもの。。それはスイングを止める”腰の強さ”にあります。

スイングを止める。それではスイングスピードは上がらないと思われるでしょうがスイングの加速度をつけるには力の作用と反作用を使う必要があります。腰を回し、そのまま上半身がついて回ってくるようなスイングだと回転スピード+上半身のパワーだけなります。

腰の位置、膝の方向をみると反作用を感じられません

ギアをもう1段階上げて爆発的なパワーを生み出すには腰の回転とは逆の力を下半身に与え、その反発力を上半身のスピードに上乗せさせるのが効率的です。大谷選手のスイングを見ていると本来90度に回転する腰が一瞬80度あたりで止まり、インパクトに最速のスイングをぶち当てているのがわかります。止まるように見えていますが動作は慣性がありますので止めているというよりも右の腰で押し返している感じです。

一方向だけの力ではなく一方向に働いた力を利用しさらに強い力を得るスイングを可能にしています。フィジカルと技術の融合がこの最速のスイングスピードを生み出しているとトレーナーの私は考えます。

そしてもう一つ!最速のスイングで振り切った後のフォロースルー。ここでスピードのギアをトップギアまであげるのです。大谷選手が振り切った後によく見る光景にその秘密があります。それはコマのように回転をまわしきるための”かかと軸”です。

この一連の流れの中に1速から3速までのギアが存在し、あの160メートルという驚異的な飛距離を可能にしているのです。

野球が大好きで1日何百もの素振りをしている野球青年!ぜひ大谷選手のスイングを参考にしてみてくださいね!ポイントをしっかり押さえていれば必要な筋力はついてくるし足りない筋力は自ずとわかってきます!足りない筋力はしっかりフィジカルトレーニングをして補いましょう!

次回はダルビッシュ有投手でも考察してみようかな。。

さあ、ジム行こっ!

ciao~

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